セイコー SEIKO グランドセイコー クロノメーター ファーストモデル 彫り込みロゴ 山剣型長短針 Cal.3180 手巻き トンボ出版「セイコークラウン」本付属
- 販売価格
- 285,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1961年頃(裏蓋内部の刻印から推測) 手巻き Cal.3180
- 特徴・セールスポイント
- セイコーのグランドセイコーの手巻きモデルです。1881年の創業から100年以上もの歴史を刻み続ける日本が世界に誇る時計ブランド「SEIKO(セイコー)」。そんなセイコーのフラッグシップモデル「グランドセイコー」は製造開始された1960年から時計業界が急速に変遷を遂げていく中でセイコーの最新・最高の技術を結集して製造されてきました。常に最先端を歩き続けているグランドセイコーには、手巻きや自動巻きなど多くのモデルが存在します。今回ご紹介するのはそんな歴史と実績のある「グランドセイコー」のファーストモデルです。1959年に発売された「クラウン」12型をベースに開発され、セイコーの製品として初めて秒針(ハック)停止機能を装備した手巻きキャリバー「3180」を搭載しています。ケースは14金の80ミクロン厚張り、ダイヤル6時位置にはSD(Special Dial)文字盤を示す太陽のようなマークがあります。これはインデックスが18Kもしくは14Kの金無垢の固体にのみ描かれたスペシャルな文字盤となります。1960年代当時は大卒初任給の約2倍の価格で販売されていただけの時計です。40年以上経った今でも高級品ならではの風格を感じさせてくれます。文字盤のロゴは初期の60年はプリント、61年からは彫り込み、そして62〜63年はアップライトと変化していきました。こちらは61年頃の製造の彫り込み仕様となっています。ダイヤルはホワイトダイヤル。程よい経年変化によりヴィンテージの味わい深さが滲み出て良い雰囲気です。「Chronometer」のロゴが筆記体で記されており、格調高い仕上がりとなっています。多面カットされたバーインデックス、山剣型のドルフィンハンドとシンプルながらにディティールに拘りを感じさせる造りとなっています。リューズにSマークがあります。憧れの存在であった時計だからこそ、より大切にされ歴史を歩み続けてきたであろう美しさと高級感を感じます。裏蓋の獅子のメダリオンも健在です。この時計についても記されているトンボ出版の「国産腕時計(1)セイコークラウン」の本をおまけで付属いたします。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 【ダイヤル(文字盤)】経年の焼けが認められます。文字やメモリのかすれ消えはありません。針やインデックスは経年変化していますが錆びなど出ていません。【ケース】スレとコキズがあります。目立って大きな打ちキズ、凹みなどはありません。裏蓋やリューズの刻印は鮮明です。メダリオンに少し金張り特有の経年変色がありますが、腐食や磨耗などなく概ね綺麗な状態を保っています。【風防】スレ・コキズ、経年変化が認められます。マクロクラックが見られます。視認性には問題ないレベルです。【ベルト】ベルト・尾錠は社外品。使用感がありますが、問題なくご使用いただけます。【操作方法】ケース右にあるのがリューズです。そのリューズはそのままのポジションで手巻きができます。手巻き時計ですので毎日リューズでゼンマイを巻き上げてご使用ください。巻き止り以上に強く巻き上げるとゼンマイが切れることもありますので、リューズは右回し(時計回り)に指先の腹で前方に押し出すようにして巻き上げます。できるだけゆっくり優しく巻き上げてください。リューズを引いてまわすと時刻調整が出来ます。ハック(秒針停止)機能はありません。【付属品】トンボ出版の「国産腕時計(1)セイコークラウン」の本です。
- 日差・サイズ
- 日差は24時間の実測で30秒程度に収まっております。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は18mm。ケース径は約35mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約43mm、厚さ(風防含む)約10mmです。