IWC Schffhausen Cal.89 手巻き 3掛け文字盤 メッシュベルト付属
- 販売価格
- 98,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1951年製、Cal.89、Ser.126****、SS、Manual Winding
- 特徴・セールスポイント
- インターナショナル ウオッチ カンパニー(IWC)社製 シャフハウゼン(Schffhausen) Cal.89搭載の初期手巻きモデルになります。
現在ではIWCとして、スポーティなモデルも数多く発表している時計メーカーですが、かつてはシンプルな社交向けの腕時計を主軸にした、オーセンティックなメゾンであり、その名門 IWC社が手がけたシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴の時計です。
オールドムーブメントとしては高評価を受けている 名機 “cal.89″は、基本設計の精密さ故に香箱とテンプを限りなく大きくして、その間に歯車を置くというレイアウトや手間を掛けたその仕上げに特徴があり、この機械に近いモノをあげると、パテックのCal .27-460及びオメガの通称30mmキャリバーや往年のロンジン等にも一部見られた設計の様です。
コートドジュネーブ仕上げをプレート全体に施し、見えない部分にペラルージュ仕上げを手掛けるなど、徹底的に磨き上げた非常に美しいムーブメントであり、人気が高い理由も頷けます。しかも、このキャリバーは約30年間にも渡りインターの屋台骨を支えたロングセラー・ムーブメントであり、その初期バージョンとして歴史を感じる事が出来るはずです。
また、時が経つにつれ温かみのあるアンティーク調に落ち着いた文字盤にもこだわりが見みられ、IWCを象徴するシンプル極まりないデザインは元より、外周のミニッツマーカーのドットポイントはプリントではなく、文字盤に金属のボールを埋め込んだ”パール・ドロップ”手法による造りになっており、この年代にしか見られない3,6,9,12の算用数字がアップライトで植え字された希少なデザインでもあります。
それに、IWCのメッシュ製ブレスレットが状態良く付属しており、気軽にデイリーユースして頂けます。
オールドインターと呼ばれているIWCでは、部品ひとつひとつに丁寧な仕上げが施されているため、非常に耐久性に優れていると言われており、実際手にしてみるとその造りの良さと気品漂う雰囲気に納得し、何とも言えぬ存在感が伝わってきます。
どのビンテージウオッチにも味わいがあると思いますが、特にオールドインターは本当に高品質で気品に満ちた素晴らしいものだと感じます。実際手に取って見ると、時計好きになればなるほど、その魅力にとりつかれてしまうのは間違いないでしょう。
どことなく貴賓が感じられる一本であり、末長く御愛用頂ける時計と思っております。
以上、乱文ですが興味がありましたら、宜しくお願い致します。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- アンティーク時計になりますので、経年使用による小傷が見られますが、ベゼル等の輝きも失っておらず、この年代の時計とは比較的良好なにコンディションを保っております。
ただ、文字盤には枯れた雰囲気の経年変化が見られますが、アンティーク・テイストとしての気品を感じます。
時分針には多少のクスミ感が見られますが、細型のドルフィン針が残っており、風防も綺麗です。
手巻きとしては巻きやすい竜頭が現存しており、操作性は快調です。
付属のブレスも擦れ程度のコンディションであり、目立つ傷や変形はありません。
特徴のムーブメントには湿気の混入痕も見られず綺麗であり、精度も安定しておりますので、これからも気持ち良くご使用頂ける状態時計と思って下ります。【付属品】付属品はありません。本体のみです。
- 日差・サイズ
- 日差は平置で30秒以内に調整されております(実装時は多少の姿勢差を感じることはあるかと思います)。ケース径はヨコ:約33.5ミリ(リューズ含まず)、タテ:約41ミリ厚さ約10ミリ、時計取付幅18ミリです。腕回り21まで対応しております。