IWC オールドインター プラチナモデル Cal.852搭載 自動巻き 状態良好 重量感を楽しめます
- 販売価格
- 228,000円SOLD OUT
- 製造年代・ムーブ
- 1950年代中期、Cal.852、Ser.138****、Mv.135****、AUTOMATIC。
- 特徴・セールスポイント
- インターナショナルウオッチ カンパニー(IWC)独自のペラトン式自動巻機構を備えた、1950年代中期 シンプルな3針 プラチナ仕様の自動巻時計です。この年代の腕時計に共通する要素として、ダイアルバリエーションの多彩さが挙げられます。この点はアンティークウオッチの魅力でもあるのですが、IWCに関しては、シンプル極まりないモノトーンのフェイスをした時計が多く、時計本来の視覚による時刻伝達を強調し、精確な時を刻むムーブメントや素材による装着感などオーセンチックな拘りを強く感じ取る事ができ、トータルバランスを意識し末永く飽きの来ないスタイルを創り上げた所がIWCの魅力と感じております。この時計にもシンプルなアイボリー調のホワイト文字盤にバーハンズを用いて、柔らかな雰囲気を醸し出して、ケース素材のプラチナを使ってさり気なく引き立てて高級感を演出し、深みのある光沢と、ステンレスには無い重量感を実感する事ができる時計です。ポリッシュが掛った形跡がないかのように角が利いた精悍な形状を保っており、所有し腕に付ける充実感を感る申し分の無い時計です。ムーブメントには、双方向巻き上げ機構で僅かな手の振りでも効率的に巻き上げることが出来るペラトン式ムーブメントの初代機種であるCal.852が搭載されており、テンプのアーム部分にマスロット(偏心錘)が付き、これにより歩度の微調整が可能になり、このマスロット方式(バランス調整)は、現在でも高級機にしか採用されない微細な技術であり、ヒゲゼンマイにもブレゲタイプ採用で高いクオリティーを誇示した機械が搭載されております。裏蓋の内側にはIWCのマークの刻印が中央部に打印され、現在にはない緩やかに膨らんだプラ風防、筆記体でペイントされたネームロゴ、経年に由り深みをもったフェイスなど、気品と風格が漂う中にもアンティークならではの雰囲気を味わえる逸品と思っております。新品カーフベルトをお付けして下りますが、交換する事でもいろいろと楽しめそうな一本でもあり、末永くご愛用戴ける時計と思っております。 一期一会のアンティーク一点ものですので、この機会に御検討頂ければ幸いです。
- コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品
- 時計側(ケース)には薄い擦れ傷など多少の使用感が見られますが、気になる打傷などは無く、1960年代のスタイルを十分維持した良好なコンディションになります。軟いプラチナ素材の為、裏蓋開閉時に付いたと思われるこじ開け傷が若干程度確認できます。艶有ホワイトダイアル及びインデックスには経年による時代感が見受けられますが、目立つ劣化は感じません。時計針にはやや強めの傷みが見られます。プラスチック風防は多少の擦れ傷は確認できますが視野感は良好です。ムーブメントにも腐食箇所は無く、IWCの見事な仕上げによる遥純な光沢を今も残しており、時計精度も維持しております。竜頭の操作に問題はありませんが、多少の歪みが有る様に感じます。トータルコンディションとしては、新品仕上げ、デットストック品ではありませんので外観の小擦れ等の使用感は避けられませんが、アンティークウオッチとしては良好なコンディションと思って頂けると感じて下ります。付属品には、時計本体及びIWC製ステンレス(SS)尾錠付きベルトが付属致します。
- 日差・サイズ
- 日差は平置30秒以内に調整されております。ラグ幅:18ミリ。ケース横:約34.5ミリ(リューズ含まず)、縦:約42ミリ(ラグからラグまで)、厚さ:約10ミリです。腕内径:約21センチ対応できます。