ワイラー Wyler Dynawind インカフレックス Black-face ブラックダイアルオートマチック

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販売価格: 18,800円SOLD OUT

製造年代・ムーブ: 1960年代頃自動巻き

特徴・セールスポイント: ワイラー(Wyler)のインカフレックスのDynawind、黒文字盤の自動巻き時計です。ワイラーは日本ではあまり馴染みのないメーカーですが、1890年代にポール・ワイラーによって創業された老舗で、1927年にインカフレックス(Incaflex)という独自の耐震装置の発明により耐衝撃性(shock-resistance)の壁を打ち破りトップブランドとなったことで有名です。時計の耐震装置といえば、衝撃を受けた時に破損する恐れのある「天真」を保護するために穴石をカバーする部品のことで、インカブロック(Incablock)が一般的に使われていますが、ワイラーはずっと「Incaflex」を使い続けています。通常はまっすぐ天輪の中心に向かってアームがありますが、この「Incaflex」はアームがカーブしており、それがバネの役割を果たして天輪そのものが衝撃を和らげる珍しい仕組みになっており、別名「ワイラーテンプ」とも呼ばれています。こちらは、そのインカフレックスを搭載した自動巻き時計となります。クッション型のケースには雰囲気良く焼けたブラックの文字盤、バランス良く並んだ赤と白の目盛が映え1960年代らしいモダンなデザインとなっています。アップライトになったWylerのロゴとインデックスが全体を引き締めています。裏蓋には魚とテンプに設置された渦巻き状の輪っかを示す渦巻きのようなデザインにWylerとwater proofの刻印が確認できます。ベルトにもWが確認できます。16cmと少し短めなので、取り付け幅18mmのベルトやブレスに付け替えてもまた違う雰囲気を楽しめるかと思います。知る人ぞ知るワイラーのお洒落な時計です。

コンディション・傷・ブレスのコマ・付属品: ダイアルは経年の軽い焼けがあります。経年のアンティーク感で良い雰囲気です。ルーペレベルのごく微細な毛羽の混入が認められますが、目視では分からない程度で年代の割りには綺麗な状態を保っています。文字や目盛りのかすれ消えはありません。インデックス・針は軽く経年変化しています。ケース・裏蓋はスレ、コキズ、微細な当たりキズがあります。致命的なダメージなどはありません。裏蓋の刻印は鮮明です。風防はスレとコキズがあります。日常の視認性には問題ありません。ブレスはWマークが確認できます。スレとコキズがあります。16cm前後と短めです。問題なくご使用いただけます。自動巻き時計ですが手巻き機構が付いており、そのままのポジションで巻き上げができます。引いて回すと時刻調整ができます。デイトは針を回して調整します。一旦デイトをチェンジさせてから20時〜1時の間を往復させることでクイックチェンジ可能です。付属品はありません。

日差・サイズ: 日差は24時間の実測で±30秒程度です。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。ラグ幅は18mm。ケース径は約35mm(竜頭含まず)、縦(ラグからラグまで)約39mm、厚さ約11mmです。

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